労働災害に科学的検証を
航空整備士だけの問題ではありません

 現在、特殊な業務を行ってい る多く の職場で、重い疾病で倒れたり亡くなる労働者が絶えません。しかし、そうした方々の
多くは労働災害として認められず、裁判で争う ケースが増えています。
 航空の職場においても、その仕事の特殊性や複雑さのため、その理解を得ることが難しく、また健康が損なわれていく過程
について も、科学的な検証を受けることなく、いとも簡単に「仕事が原因ではない」とされているのです。そのため、被災者あ
るいはご遺族 が、つらく厳しい状況に置かれる事件が何件も起きています。

このようなことは、単に被災者だけの問題にとどまらず彼らが支えていた職場全体の安全に関わる問題を含んでいます。こ
こで紹介す る事件は場所や職業の違いこそあれ、日本の多くの労働者が巻き込まれる労働災害と共通する背景をもってい
ます。一方、航空の職場 で起きたことであり、航空利用者への安全サービスとも密接に関わっていると考えます。
ホームページをごらんになった皆様のご理解を訴えます。




=======猪又さんが整備していた同 型の旅客機です。(左はB737型機、右はB767型機)================



 

<TOPICS>

*週刊誌「アエラ」にも紹介されました。2016年11月14日

*新聞「赤旗日曜版」に紹介されました。 2016年11月13日

*「訴えビラ(一般方向けの配布 ビラ)」2016 年9月版をご覧い ただけます。

ビ ラの続き=           2016 年9月版です。
* 東京新聞への意見投稿が掲載されました。(2015年12月11日朝刊)


【関連リンク集】

◆働くもののいのちと健康を守る全国センター  http://www.inoken.gr.jp/

◆過労死110番 全国ネットワーク         http://karoshi.jp

◆労働科学研究所                   http://www.isl.or.jp/

◆航空労組連絡会                   http://www.kohkuren.org/

■全日本民主医療機関連合(全日本民医連)  http://www.min-iren.gr.jp

■過労死予防基礎知識(陸上貨物運送事業労働災害防止協会)=参考ページ
      http://www.rikusai.or.jp/public/leaflet/roudousaigai_karoushi_yobou_kisotishiki.pdf


■労働災害と過労死(関連ニュースサイト) http://news.yahoo.co.jp/list?t=worker_accident



            更 新(Revised Date):2018/09/07
              ➡index
から取り 組みの報告(総括)がご覧いただけます。

航空整備士の過労死裁判
訪問者数 
<羽田空港>
◆ライン確認整備士からのメッセージ◆

あのスカイマークで必死で守った空の安全
 猪又さん労災裁判 を勝利させる会


2017 年11月24日、最高裁判所第二小法廷は本件過労死労災事件について「上告棄却、上告不受理」の決定をしまし た。

最高裁の決定を受けて、私たちがこの取組で目指してきたものは何も解決していません。ご遺族の強い思いでもある 再発防止・労災認定基準の改正や夜勤・交替制勤務者の勤務改善など、課題は残ったままです。
 残された課題の改善に向け、これまで裁判に向けてきた取組の力を、「再発防止(予防)」に向けていきます。

 これまで、多くのご支援、協力をいただいた方々、並びに団体の皆さんに深くお礼申し上げます。

 この機会に、これまでのホームページを改め、取り組みの報告と、今後の同様の労災発生防止へ向けて、内容を刷 新しました。





 
このホームページを訪れて いただき、有り難うございます。少しでも私たちの訴えが理解していただければ幸いです。